2013年10月8日火曜日

仕事のノルマ、という数字は自分で改善出来る。それでも悩むあなたへ・・・・

立てた目標が、叶わない本当の理由。



いつもお読みいただきありがとうございます。



目標を立てる。この方法は様々な本が出ていますし、
これを要求する会社も多いと思います。



日々の売り上げ、ノルマ、達成数字というものは
営業マンならみな身にしみている事と思います。



私も、前職で、クラスの数、集客数、レベル・・・
全てを挙げる為に管理された
マニュアルを作る仕事をさせてもらっていました。



結果、一年後の仕事は
前年よりきつくなっている。という状態。
キャリアが増えると雑用も増えます。
雑用も、インストラクターも両立させる方法。

それは


やらない事を決める事。


その他、私のメンターからのメールをシェアします。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  成功へと導いた一つの質問

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「あ~、全然やる気がわかない」

もっと年収を増やしたい、
起業したい、副業で稼ぎたい、

そんな目標をもっていて、やるべき事もはっきりしている。
なのに、やる気が起きなくて、行動できない、続かない。

あなたにも、そんな経験があるのではないでしょうか。

では、なぜ?自分が手に入れたいはずの目標や夢なのに、
やる気やモチベーションが落ちてしまうのでしょうか?


実は、その答えは、多くの人がおちいる目標設定の罠にあるのです。

あなたが目標を設定する場合、どんな内容を書くでしょうか?


成功した人や、成功に関する本では、

「"何を"、"いつ"までに達成したいのか紙に書きなさい。
そうすれば、夢や目標は実現する」

と言われます。

ですから、あなたも、

「年収1000万円を2014年12月31日までに達成する」

というような内容を書いたことがあるのではないでしょうか。

確かに、それで、達成するものもあると思います。

例えば、
ちょっとした旅行や、欲しい物などなんとなく先延ばしに
していた程度の目標であれば、簡単に叶う事になるでしょう。


ですが、実は、この「何を」「いつまでに」を書いた目標設定では
ほとんどの事がうまくいかないのです。

「目標は、何をいつまでに達成したいかを書いて実行すればうまくいく」

そんな風に言われるわけではあるのですが、
なぜ、その教えを守ったあなたでさえも、モチベーションを
継続することが出来ないのでしょうか?


実は、その答えは、ある本の中にあります・・・

あなたは「夜と霧」という本を読んだことが
あるでしょうか?

この本の英語のタイトルは

"Man's Search for Meaning"

日本語に訳すと、「人間の意味への探求」。


この本は、第二次世界大戦中に
ナチスドイツのユダヤ人強制収容所に入れられた
ユダヤ人精神分析学者であるヴィクター・フランクルが、
自身の体験を元に書いた本です。


ご存知かもしれませんが、
ナチスドイツのユダヤ人強制収容所では、
想像を絶する過酷な体験を強いられました。


食事も満足に与えられず、
凍えるような冬の雪の中、外で強制労働をさせられたり、
親戚や家族が殺されていったり。

突然、裸にされ、麻酔も無く、メスで切られ、
人体実験をされたり。

自分もいつガス室に送られて殺されるかわからない。

そんな状況の中、ある日、彼の友人の一人が、
彼のもとへ相談にやって来ました。

「ヴィクター、俺は自殺を考えているんだ」


それは、そうでしょう。

そんな、意味も無く、過酷な労働や、体験を与えられ、
いつ殺されるのかに怯えながら過ごす毎日。

「どうせ殺されるんなら、自殺してこの苦痛から
解放されたい」

そう考えてもおかしくはありません。
むしろ、そう考えない方がおかしいと言えるかもしれません。


ヴィクターは、そんな友達に言いました。

「なぜ、自殺しないのですか?」

この言葉は、一見、冷たく感じるかもしれません。


ですが、この言葉は、一流の精神分析学者である、
ヴィクター・フランクルだからこその言葉なのです。

「なぜ?」

という質問を投げかけられると、脳は自動的に答えを
探し始めます。

だから、

「なんで、自殺しようと思うんですか?」

と質問すれば、自殺する理由を探し始めるのです。
そして、自殺する理由はたくさんあります。

そうなれば、自殺を決意させる事になるのです。

それでは、

「なぜしないのですか?」と聞かれたらどうなるでしょうか?

答えは、自殺しない理由を探し始めるということです。

そして、

その友人は、しばらく考えた末にこう答えました。
「俺が先に死んだら、妻が悲しむからだ」

そして、その友人は、終戦まで生き延びたのです。

そして、この体験を元に、
ヴィクター・フランクルは、収容所の体験から、
その過酷な環境で生き残る人と、そうでない人の違いを
研究しました。

そして、その結果、こう言っています。

「十分な"なぜ"があれば、
どんなやり方(過程)にも耐える事ができる。」


つまり、どんな困難な事であろうと、
十分な"なぜ"つまり理由や意味を見いだすことができれば、
それに耐えることができるのです。


逆説的に言うなら、

目標に対して十分な"なぜ"を明確にしていなければ、
ちょっとした困難や苦労に負けてしまうことになるのです。


つまり、先ほどの例で言えば、
「なぜ、自殺しないのですか?」と聞かれた人は、
自殺をしていない理由を考えました。

その結果、まだ自殺をしていない理由は、
「俺が先に死んだら、妻が悲しむからだ」
という理由に辿りついたわけです。

つまり、収容所から出る目的は、
「妻を悲しませないため」
ということになります。

この理由が、過酷なユダヤ人強制収容所での生活に
耐えるための意味を与えました。

そして、見事に、彼はユダヤ人強制収容所から
生きて出ることが出来たのです。



ということは・・・

もしあなたが何かの目標を達成したいという場合、
きちんと、自分のやる事や目標に"なぜ"を
明確にしていなければ、行動は続かなくて当たり前だと言う事です。

なぜなら、人間はそういうふうにできているのです。


だから、TV、雑誌、友人など周りの影響で
なんとなく

「欲しいな」

「いいな」

と思った目標を書いても、モチベーションは続きません。
だから、行動も続かないし目標も達成されないのです。



では、どうすればいいのか?

言うまでも無いかもしれませんが、

目標を紙に書くときに、"何を"と"いつ"だけでなく、
"なぜ"その目標を達成したいのかを明確にすることです。

つまり、その目標を達成する「意味」を明確にするということです。
あなたの目標はなぜ達成されないといけないのでしょうか?

あなたの目標を達成することで、どんな意味があるのでしょうか?

本当にあなたにとってその目標は意味があるものでしょうか?

その答えを明確にしていくのです。

実は、このように、意識的にしろ、無意識的にしろ、
うまく行っている人は、この目標の"なぜ"を
明確にしているのです。


そして"なぜ"を明確にすることで
ヴィクター・フランクルや、彼の友人が、
過酷な強制収容所の生活にも耐えられたように、

目標を達成する道のりがどんなに困難でも、
モチベーションが下がる事無く、行動できるように
なるのです。

そして、なぜを明確にし、目標とセットで意識することで、
目標を達成するやり方も自然と変わってくることになります。

例えば、
あなたが起業を目標にしていて、
その理由が、大切な家族と一緒に過ごし、
子供の成長過程を見守りたいからだとしましょう。

もし、そうであれば、同じ起業をするにしても、
自宅でできるような仕事を選ぶかもしれませんし、
自分が居なくてもまわる仕組みを考えるかもしれません。

また、1年のスケジュールでも、
仕事よりも先に、子供の学校行事の年間スケジュールを
入れるかもしれません。

つまり、あなたにとって本当に大事なのは、起業そのもの
ではなく、家族との時間だという事です。


しかし、多くの場合・・・

家族の幸せのためと思って
生活のレベルを落とさないように、
好きでも無い仕事を頑張っている場合が多いもの。

なぜなら、起業という目標の裏にある、本当に達成したい
「なぜ」の部分を考えることが無いからなのです。


このように

目標の"なぜ"を意識すれば、
目標を達成するやり方は自然と変わります。

時には、目標そのものが変わってしまう事もあるでしょう。

でも、それでいいのです。

本当に手に入れたいのは、目標そのものではなく、
目標を達成する理由である"なぜ"だからです。


だから、もしあなたに何か目標があり

「なぜその目標を達成するのか?」

と質問した時に、

「親に言われたから」
「上司の命令だから」
「成功してる人がそうした方が良いと言っていたから」
「なんだか良さそうだから」

そんな風に、意味を見出せない理由しか出てこなければ、
その目標は、あなたが本当にやりたいことでは
ありません。


もちろん、親や、家族、社会の期待や要求に応える事は、
決して悪いわけではありません。

ですが、
やりたくもない事をやっていれば、
簡単にモチベーションは落ち、
目標も達成される事は無いでしょう。


本当にその目標を達成したいのであれば、
その目標に対して、周りからの要求や期待だけでなく、
あなたが心からやりたいと思えた時にうまくいくのです。


そのためには、あなた自身が、
"なぜ"その目標を達成したいのかを明確に
する必要があります。

"なぜ"が十分に大きくなった時、脳にスイッチが入り、
あなたは行動せずにはいられなくなります。


そうなれば、目標を達成しない方が難しくなるのです。



最後に、

ジェームスも、はじめて起業した時は、
ただお金持ちになりたいという事を目標に起業しました。

そこには、たいした"なぜ"はありませんでした。

つまり、

「なぜ、そのお金が必要なのか?」
「そのお金を何に使いたいのか?」
「なぜ、起業というリスクを冒してもやる意味があるのか?」

こんな風に聞かれても、ただ「お金が欲しいから」という
なんの理由にもならないものしか出てきませんでした。

だから、

お金持ちになりたいから、儲かりそうな業界で
起業したのです。

つまり、自分が本当に意味を見出せることではなく
単に儲かりそうという理由だけでビジネスをスタートしたのです。

その結果、どうなったか?

好きでも無い仕事を朝から晩までやっても、
ぜんぜんうまくいかない。

2年間やっても銀行残高はゼロ。

まったく目標に近づくことすらできませんでした。


そんな時、
ジェームスは、「7つの習慣」と出会い、
その中で自分のミッションステートメントを作りました。

ご存じかもしれませんが、
ミッションステートメントとは、
人生の目的を文章にしたものです。


そこで、ジェームスは、人生の意味、
"なぜ"生きるのか?を初めて明確にしたのです。

自分にとって、なぜ起業が大事だったのか?
を初めて自分に素直に書き出してみたのです。

その結果、ジェームスは、自分の「なぜ」に気付きました。

それは、

人に何かを教え、
相手の人が、何かを分かるようになった時の目の輝きこそが、
人生において最高の喜びである事に気付いたのです。

つまり、人に何かを教えることなく、目標が達成されたとしても
たいした喜びは得られないということに気付いてしまったのです。

だから、人に教えることを通して億万長者になるという
夢が明確になりました。

しかし、

同時に、ジェームスは、
学者だった父親が破産して貧乏な子供時代のトラウマと、
教師は儲からないという思い込みから、
教える事を仕事にする事には抵抗があった事にも気づいたのです。

しかし、

好きな事をしなくても結局貧乏。
だったら、せめて好きな事をしよう。

意味のある人生にしよう。

そう決意したと言います。


その結果
『よりよい生き方を教える事』
という人生の目的:ミッションステートメントを手に入れました。

そして、
この人生の意味にそったビジネスを始めるために、
何か教えるものを考えた時、

「この7つの習慣を教えよう」

そう思ったのです。

そこからは、ご存知の通り、ジェームスは、
自分の人生の目的を果たすために、さまざまな困難を乗り越え、
「7つの習慣」の日本代理店となり、

そこから、さらに、数多くのチャレンジを乗り越えて、
日本で「7つの習慣」を大成功させ、全世界でもトップの
売上を作るようになったのです。


お金持ちになる事を目標にして、儲かりそうな仕事をしていた時は、
全くうまく行かず、貧乏だったジェームス。

その同じジェームスが、億万長者になれたのは、
目標に対して"なぜ"をみつける作業をした。

"なぜ"を明確にし、その"なぜ"に沿った
ビジネスを行ったからです。

その結果、
どんなに多くの困難にもモチベーションを落とすこと無く、
楽しみながら行動し続けることができたのです。


ですから、あなたも、"何を"と"いつ"だけでなく、
"なぜ"その目標を達成するのか?
その理由、意味を明確にして下さい。

あなたは、なぜ、起業をしたのでしょうか?
あなたは、なぜ、ビジネスをしたいのでしょうか?
あなたは、なぜ、もっとお金がほしいのでしょうか?

その意味を見出すのです。

そうすることで、
あなたはモチベーションを落とすこと無く行動し、
目標を達成する事になりますし、
本当に手に入れたいものを手に入れる事になるのです。


これが、ジェームスが多くの人から聞かれる

「なぜ、ジェームスはモチベーションが常に高いのですか?」

という質問に対する答えになります。

ぜひあなたも自分の目標を見直してみてください。
そして、
「なぜその目標を達成したいのか?」
を考えてみてください。

最初は、スラスラ出てこないかもしれませんが、
それで良いのです。

まずは、「なぜ」を考え始めるところからやってみる。
そんな風に、自分と目標との付き合い方を見直してみてください。

すると、目標に対して自然とモチベーションが上がり
思いのほか、簡単に目標が達成できてしまう。

そんなあなたを見て、周りの友人や家族が
「なんで、いきなり夢が叶ったの?」
と聞いてくることになるでしょう。






毎年厳しくなる仕事に疑問を持ちました。
来年は今年よりも楽に売り上げが立つ方法です。










0 件のコメント:

コメントを投稿